どうもニーコです。
知人からキャリーケースの修理代ってどれくらいかかるの?とたまに聞かれることがあるので、今までの経験で修理にかかる大体の目安をまとめてみました。
修理依頼が多いパーツは?
私が働いていたお店に修理の依頼で持ち込まれるので一番多かったのは
- キャスター
- キャリーバー(伸び縮みする部分)
- ハンドル(持ち手)
その他には、鍵部分の故障やトラブル、ファスナーの持ち手部分が外れなどがありました。
やはりキャスターは一番消耗する部分なので、ダントツで多いです。
どんな故障でも修理できるのか?
購入したお店で修理依頼をする場合、お店→メーカーという感じの流れになるのですが、メーカーやブランドによって修理可能な範囲や対応が違って来ます。
ケース修理を専門にしている業者さんに依頼する場合は、ほぼ修理可能だと思います。
修理にかかる費用は?
購入店に修理依頼をする場合の目安
- 1ヶ所 2,500円〜
【キャリーバー】
- 3,000円〜
【ハンドル】
- 2,000円〜
【鍵の紛失】
- 500円〜
上記はあくまで目安ですが、私が働いていたお店での大体の相場です。
キャスターは1ヶ所の破損でも、消耗の状態によっては左右のバランスが悪くなるので、最低2ヶ所交換する事をおすすめします。
1個2,000円のキャスターだとしたら、2個なら3,000円とかになる場合がほとんどです。
国産キャスターや静音キャスターなど、種類によって相場が異なります。
購入する際、ほとんどの商品に1年間のメーカー保証が付いていますので、保証期間内であれば無償修理になることが多いです。
保証書に書いてあると思いますが、誤った使い方による故障や、鍵の紛失、航空会社の取り扱いにおける破損は保証期間内であっても有料になりますので注意!!
購入店と修理専門店どっちがいいの?
ケースバイケースなのでどちらがいいと言うのは断言できませんが、飛行機での破損で航空会社に補償してもらえる場合は必ず航空会社で対応してもらってください。
店舗の場所によって修理の内容も違ってくるので一概には言えないですが、本体の亀裂はメーカーさんの修理では対応できない事もあったので、もしメーカー修理不可の場合、高額のケースや思い入れのあるものは専門店に出した方がいいかと思います。
購入店で修理依頼して修理可能な故障で有料になる場合は、一度メーカーに現物を送ってからの見積もりになるのですが、お客様から故障した時の状況を聞き、場合によってはメーカーさんに修理代の値下げ交渉したり、保証期間外であっても無償修理でお願いしたりしていました。
店員も人間ですし、感じのいいお客様にはできる限り親身に対応してあげたいと思ってメーカーさんに交渉していましたよ!
手先が器用な人は、ホームセンターなどでパーツを買って自分で修理する事もできると思いますが、自己責任でやりましょう。
正しい使い方を心がけるのも大事!
キャリーケースは消耗品ですし、絶対に壊れないなんて事はありません。
雑に扱えばどんなに高級なケースでも壊れますし、正しい使い方を心がければ、安いケースでも長く使えます。
長く使うためのポイント
- 4輪ケースは4輪で引こう
上記の写真のように、4輪ケースを斜めにして2輪で引いている人がとにかく多いのですが、この引き方はNGです。
4輪ケースは4輪で使うためのキャスター構造になっているので、2輪で使い続けると後輪部分だけが過度に消耗してしまい、キャスターの寿命を縮めることになりますし、旅先で突然キャスターのゴム部分がバーストするリスクが高くなります。
斜めに引きたいのであれば、最初から2輪のケースを選びましょう。
- キャリーバーで持ち上げるのはやめよう
キャリーバーは引く為のものであって、持ち上げる為のものではありません。
荷物がたくさん入った重たいケースをキャリーバーで持ち上げると、キャリーバーが抜けてしまったり、下がらなくなってしまったりします。階段や段差では必ず持ち手部分で持ち上げましょう。
この2点を心がけて使うだけで、旅先で突然の故障に見舞われるリスクをかなり軽減できると思います。
いつもそうやって使っているから大丈夫と思っていても、次に使う時に突然壊れてしまうことだってあります。
実際に旅行中に突然壊れてしまい、私の働いていたお店で急遽新しいケースを購入されるお客さんは多かったです。
大きいサイズのケースだと処分するのにもお金がかかったりもしますので、正しい使い方をして長く使うのが一番の節約にもなると思います。